iPhoneを使っていて突然
このような表示がでてきたことはありませんか?
これはお使いのiPhoneの空きストレージ(容量)が残りわずかしかありませんよ。という警告
このまま放って置くと、容量不足で新しいアプリのダウンロードや写真、動画撮影などができなくまってしまいます。
今回はそんな「iPhoneの空き容量が残りわずかです」をできるだけシンプルに簡単に解決する方法を紹介します。
このページは「iCloudはちょっと面倒だから他の方法が良い!」という方に向いています。
iPhoneの空き容量がわずか!
iPhoneの空き容量を確認しよう
「iPhoneの空き容量が残りわずかです」という注意が画面に出てきた時点で、iPhoneに保存できるストレージが残り少ないはずです。
まずはお使いのiPhoneの容量があとどれくらいなのか。を確認しましょう。
確認の方法は
まずはiPhoneの設定画面を開きます。歯車のアイコンですね。
「iPhoneの空き容量が残りわずかです」という警告文が設定画面にもでてきますが、
この注意書きをクリックすると
このようにiCloudというオンラインストレージ(ネット上に画像などを保管できるサービス)の有料版の紹介になるので、一旦無視しましょう。
設定画面を下にいくと「一般」という項目があるので押します。
「一般」からさらに下に進むと「iPhoneストレージ」があるので押します。
すると、この画像のようにお使いのiPhoneの全体容量、使用分容量、残り容量が表示されます。
私のiPhoneの場合は、全体のストレージが64GBで、使っている分が63GB、余りが1GBということになりますね。
本当にカツカツです(笑)
このiPhoneのストレージ画面に出ているアドバイスを実行することでも容量は減らせます。
コチラのアドバイスは、iCloudを有効にすることでオンラインストレージ上に写真などを保管できるようになります。
一旦iCloudに預け、いつでも引き出せるようにして本体の写真は削除。という流れで容量を空けられます。
ただ、iCloudは私は個人的に「少し面倒くさい」と感じるので今回説明は省きます。
iCloudを紹介しているブログは他にもたくさんありますし。
コチラのアドバイスは、iPhone内の写真データの中にある「最近削除した項目」を完全に削除することで容量を空ける方法。
写真のアルバムから削除しただけだと、30日間は予備のため本体に残ったままになります。
写真のゴミ箱から完全に削除することで、データに空きができるのです。
どの項目が容量を使っているのかチェック
「iPhoneストレージ」を下にスクロールすると、一体どの項目がiPhoneの容量をたくさん使っているのかが分かります。
コチラが私のiPhoneのデータ使用状況。
上から順に容量を使っているアプリが分かります。
○○GB(ギガビット)と○○MB(メガビット)とありますが、MBは小さい容量なので無視していいでしょう。
1MBは1GBの1000分の1しかありません。GBのアプリを対応することで効率よく容量を空けられます。
「iPhoneの空き容量が残りわずかです」の簡単な解決方法
iPhoneの容量を空けるには、一番ストレージ(容量)を使っているアプリをどうにかすることが一番簡単な解決方法です。
ちなみに私のiPhoneは写真でした。
同じようにiPhoneを使っている多くの人が「写真」や「ゲームアプリ」で容量を使っているのではないでしょうか。
写真の1枚1枚は小さなデータ量しかありません。しかし、何百枚何千枚となると大きなデータ量になります。
動画に関しては、1つで○GBという大きなデータになることもあります。
そして同じようにゲームアプリも大きいデータです。
ダウンロードするだけで1GBを超えるものが多くあり、遊べば遊ぶほど更新データも増えて大きなデータになっていきます。
この2つのアプリを対処することが「iPhoneの空き容量が残りわずかです」を解決する方法です。
写真や動画データを減らす
iPhoneの写真や動画データを消すことでストレージを空けることができます。
いらない写真を消す時の注意点として、アルバムから消しただけではすぐにストレージは空かない。ということ。
写真を選択→削除しただけでは「最近削除した項目」という場所にまだ保管されている状態になります。
30日後に自動削除されますが、今すぐに空けたいのであれば、「最近削除した項目」からさらに選択削除しましょう。
大切なデータは残しておきたい!
いらない写真を消す。とは言ってもとっておきたい写真もたくさんありますよね。
そんなときによく紹介されるものの1つにiCloudに保存する方法があります。
ただ、iCloudに保存して→引き出してだとちょっと面倒。と感じる人も多いはず(私がまさに)
そこでもっと簡単にiPhoneから写真データを取り出す方法を紹介します。
それは「フラッシュドライブ」というのを使う方法。
こちらがそのフラッシュドライブ。
iPhoneの端子とUSB端子があり、フラッシュドライブの中にも32GBデータ保存できるという代物です。
マイクロUSBにも対応しているのでAndroidでも使えます。
Androidはデータ通信のできるケーブルをパソコンとつなぐと、パソコンの中に写真やそのほかのデータを写せます。
しかしiPhoneはiTune経由でしかできなかったので今まで面倒でした。
しかしフラッシュドライブを使えば、そのままパソコンとiPhoneでデータの移動をできたり、フラッシュドライブの中にiPhone内のデータを保存しておけるのです。
フラッシュドライブを使ってパソコンにデータを残す方法
ではフラッシュドライブを使ってiPhoneのデータをパソコンに移す方法を紹介します。
方法は簡単。フラッシュメモリを買うと、専用のアプリが紹介されるのでそちらをダウンロード。
機種によっては挿しただけで使えるものもあるようです。
ダウンロードしたら本体にフラッシュメモリを接続。
すると専用アプリからiPhone内のデータを見れるようになります。
コチラが専用アプリからみたiPhone内の写真。
このまま反対側のUSBをパソコンにつなぐと、データ転送できます。
もしパソコンにそのままつなぐことが難しければ、フラッシュメモリを内にデータを写すこともできます。
操作画面はアプリや機種によって変わると思いますが、私が使ったものだと、画像の「アルバムのエクスポート」を押すと、iPhone内のデータがUSBにコピーされます。
コチラがコピーしているところ。
32GBあれば相当量のデータが保存できます。
ちなみに私の使ったアプリでは、バックアップボタンを押すことでUSBの中にデータ転送が始まりました。
写真のデータは19GBほどでしたが、20分~30分ほどかかりました。
USBへのデータ転送は時間のある時がよさそうですね。
USBにエクスポートしたデータは、アプリの「USB」を押すと見ることができます。
コチラは私が買ったものと同じもの。専用のアプリのレビュー評価が低かったのが気になりましたが、特に問題なく使えましたよ。
回転式ではなく、このようなスライドタイプも人気の様です。
Amazonドライブもおススメ
Amazonドライブは、Amazonが提供するオンラインストレージです。
iCloudと同じようにインターネット上にデータを保存できるのですが、使いやすさが段違い。
しかも、プライム会員(有料)なら写真のデータを無制限に保存できます。(Amazon Photos)
動画は5GBまでの制限がありますがそれでも十分な量です。
Amazonドライブ(Amazon Photos)の使い方は、iPhoneのアルバムか目的の写真を選択。
左下にある↑矢印のあるマークを押すと
すると、どのアプリで転送するかを選べるようになるので、ダウンロードしておいたAmazonドライブのアプリを選択。
この画像のように保存先フォルダを作成、洗濯できるので、右上に表示される保存を押して終わりです。
アプリではなくてもパソコン上でも同じ操作ができます。
1度ログインしてしまえが、毎回のログインなど必要ないので、
パパっとスムーズにコピーできます。
コピーが終わった写真はiPhoneから削除。これで容量がスッキリするはずです。
ゲームなどのアプリデータを削除する
写真に続いてデータが重くなってしまうのが”ソシャゲ”と呼ばれるスマートフォンゲームなどのアプリです。
無料で気軽に始められるので、たくさんダウンロードしてしまう。という方も中にはいるかと思います。
スマホゲームの多くは最初のダウンロードで多くのストレージを使います。
ダウンロードだけで2GBも必要。なんてゲームもあるほどです。
スマホゲームは遊べば遊ぶほど、「データ更新」が行われ、情報量も増えていきます。
「昔遊んでいたけど全然遊んでいないな」
というゲームはいっそアンインストールしてしまうのも一つの手。
もし、「これからいつかまた遊ぶかもしれない」という思いがあるのであれば、ゲームごとに用意されている引継ぎバックアップ登録を行い、パスワードやIDをメモしておくのもいいでしょう。
ゲームなどアプリ削除方法
iPhoneのアプリの削除はとても簡単。
ホーム画面でアプリを長押しすると
この画像のようにアプリに「×」ボタンが表示されます。
このボタンを押せばアプリの削除ができます。
他にも、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」と進み、
下にスクロールして、1つ1つのアプリのデータ量を確認しながら削除、アンインストールすることもできます。
その際に
この画像のように「Appを取り除く」と表示されることがあります。
「Appを取り除く」とは、必要な情報だけ残してアプリの大元を削除してしまう。というもの。
分かりやすくいうと、セーブデータの入ったプレステのメモリーカードだけ残しておいて、
ゲームカセットは売ってしまう。
またゲームしたくなったらソフトだけ買って、メモリーカードに残しておいたセーブデータで始められる。
こんな感じです。
大切なシーンを残すために
先日の話ですが、iPhoneの容量が残りわずかなまま旅行に行ったときに失敗しました。
とても景色のキレイな場所があったので「撮影したい!動画に残したい!」とiPhoneを向けたのですが、
容量不足でカメラが強制終了。
ビックリしてすぐにいらない写真を消そうとしたのですが、「え⁉なに??いらない写真!?」なんて一体どれを消していいか分からずアタフタしているうちに撮影のタイミングを逃してしまいました。
他にも、みんなで撮影をしている時に同じようなことが起きたら全員を待たせてしまうことにもなります。
慌てて本当は消す必要が無かったデータまで消してしまうかもしれません。
AndloidのようにSDで拡張ができない分、もしも
「iPhoneの空き容量が残りわずかです」
という警告が出たら、時間のあるうちに対処しておくことをおススメします。
まとめ
- 「iPhoneの空き容量が残りわずかです」という警告が出たら、どのアプリが容量を圧迫しているのか確認
- 写真や動画データはたくさんのストレージを使うので、いらないものは整理しよう
- iPhoneの写真や動画データの整理、パソコンへの移動はフラッシュドライブがとても便利で簡単
- ゲームデータも容量が大きいので、遊ばなくなったゲームは消しておこう
- 容量不足でアプリが使えなくなることもあるので、時間のあるうちにストレージを開けておこう
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