ゲームセンターのコントローラーを家で。
ゲームセンターに行ったときに同じように戦えるように。
「家でめっちゃ練習してゲーセンでも勝ちたい!」
「ゲーセンで遊んでたから今更手持ちコントローラーに戻れない!」
「ゲーセンの雰囲気を家でも楽しみたい!」
いろいろな理由で使う人がいると思います。
アケコンは多くの種類が発売されていますが、それぞれ性能差があります。
私は初めて買った時、「どうせどれも一緒でしょ?使えればいいよ!」と大失敗しました。
そこで調べまくり、遅延ゼロ、かぎりなく反応が早いアーケードコントローラーを見つけたので紹介します。
アーケードコントローラーとは
アーケードコントローラー、通称アケコンは、手持ちコントローラーよりもよりゲームセンターに近い遊び方ができるコントローラーのことです。
手持ちコントローラーで慣れてしまうと、ゲームセンターに行ったときに感覚が変わります。
ゲームセンターで本来の力を発揮するにはアケコンでの練習が必須です。
もしくはゲームセンターの最新作で慣れていて、家庭版になったとき感覚が変わるのをさけるために使う人もます。
アケコンには好みがある
アーケードコントローラーにはさまざまな”クセ”があります。
- ボタンの音
- 押した感じ
- スティックの動かしやすさ
- コントローラーの高さ
- ひざの上に置いた時の重さ
- 斜め入力のやりやすさ
などなど。
しかし、アケコンで最も意識しなければいけないのが「遅延」です。
遅延=ラグとも言いますが、遅延の大きいアケコンはボタンの押し加減がどうとか、スティックがどうとか言ってられません。
ゲームプレイ自体がストレスになるほど重大なことなので必ず意識しましょう。
アケコンの遅延とは
アーケードコントローラーの遅延とは、コントローラーで操作してから実際にゲームに反映されるまでのタイムラグのことです。
プレステなど各ゲーム機に付いている手持ちコントローラーで操作するときはほとんど感じません。
しかし、遅延の多いアケコンではなんとも言えない不快感、違和感を感じることがあるのです。
自分が操作してから反応までに時間がかかるので、「モサッ」「ノソッ」っと動くようなイメージです。
特に、オンラインの格闘ゲームやアクション、FPSなどは一瞬の反応が命取り。
自分は反応できているのに機械がついてこなのではモヤモヤしてしまいますよね。
私が失敗したアケコン
私が初めてかったアケコンはコチラ。
SAVIORというバッファローから発売されているアーケードコントローラーです。
いわゆる”格安”アケコン。
「どれも一緒でしょ?」と買ったのですが、使ってみて大失敗。
音の大きさやスティックの動きなど細かいところも気になりましたが、
なにより遅延がひどすぎて他の粗がかすむほどでした。
ボタンを押して指令をだしても、反応までに時間がかかるので、何を押しても動かしても「ノソッノソッ」という感じ。
ボードゲームなどスピードが必要ないゲームであればいいのですが、アクションや格闘ゲームには致命的。
コチラの反応が早くても、すべてが後手にまわってしまいあっという間に負けてしまうのです。
遅延の少ないRAP隼シリーズも納得できない
「遅延が少ないアーケードコントローラー」の代表格として「隼」シリーズがあります。
そして「リアルアーケードプロ」シリーズ。
通称RAPとも呼ばれますが、「リアルアーケードプロなら間違いない!」というような情報を目にしたので
私は「これだ!RAPの隼なら遅延が少なくて気持ちよくゲームができる!!」と買ってみました。
買ったのはこちらの静音タイプ。
RAP(リアルアーケードプロ)隼V4というアケコンの中では知名度の高い機種。
しかし…
確かにボタン入力も静かで、スティックも動かしやすい…
しかしどうしてもほんの少しの遅延が気になってしまうのです。
ゲームセンターの台(遅延ほぼゼロ)の感覚に慣れてしまったので、でもわずかな違和感を感じてしまうのです。
決して悪くないのですが最高ではないのです…
ついに見つけた遅延ゼロアケコン
そしてついに見つけました。
遅延がほとんどないアーケードコントローラー。
コチラはPS3のコントローラーの遅延表です。
英語ですが、型番名なので調べると出てきます。
PS4はこちら。
PS4の「Sランク」はアケコンの基盤なので、自分で組み立てる必要があります。
Lag(ms)は、ラグ(遅延)、ms(ミリ秒)
ミリ秒は1000で1秒です。
AやBはどれも1000分の1~4秒。
「A」ランクのQanda Q4RAFやMadcatsのTE-S(Tournament Edition Street Fighter)なら超優秀です。
残念ながらPS3アケコンに「S」はないようです。
PS4ならありますが、自分で基盤を付けられるような知識はない。
でも最速=遅延0を目指したい!
Xboxなら遅延0秒がある
コチラはXboxのコントローラー遅延表。
なんとランク「S」の遅延0秒があります!
HRAP VX-SAというコントローラー。
コチラがVX-SA。HORIというメーカーから発売されています。
これこそがまさに最速のアケコン。
しかし、あくまでXBox用。私はプレステで使いたいのです!!
※現在新品はすくないので中古販売が主です。
XBoxコントローラーをプレイステーションで使えばいい!!
通常他の機種のコントローラーを使うことはできませんが、Xboxのコントローラーをプレステでも使えるようにする機械があります。
「変換器」といい、ほとんどつなげるだけなので簡単です。
コチラがその変換機。
私はPS3で使うのが目的だったので「PS3-Xbox用」です。
後で紹介しますが、PS4やSwitch対応の変換機もあります。
英語ばかりでサッパリですが、特に難しい設定はありません。
中身はこんな感じ。
アーケードコントローラーと変換機をこのようにUSB接続し、
本体横にあるスイッチをPS3に切り替えれば使えます。
変換したことでタイムラグが起きるかな?と思いましたがまったく感じず。
実際に計測してみないと正確なことは言えませんが、「遅延0」といわれても納得できる早さです。
PS4で使いたい!という人は
PS4でつなぐ場合は
こちらの変換機や
こちらの変換機なら使えるようです。
XBOXoneのコントローラーは使えますか?
回答: 結論から言いますと、使用できます
一つ欠点として、タッチバーにあたるボタンが無い=ボタンがPS4よりボタンが少ないので、ゲームによってはタッチバーボタンが必要なゲームがありますので、その点に関してはご注意下さい。
XBOXONEのコントローラーに、ONEのヘッドセットを差し込んでも使用は出来ませんので注意して下さい。
こちらの変換機ならつながるそうです。
SWITCHで使いたい!という人は
SWITCHでXBoxコントローラーを使うという方は
本製品はSwitchのゲームをPS4やPS3、Xbox One Sなどの使い慣れたコントローラで遊べる変換アダプタです
コチラの変換機が有効です。
ただ、精密機械で不具合のあるものもあるようなのでレビューなどをしっかり読んでから判断しましょう。
変換機は面倒!という方へのおススメ
そもそも変換機がメンドクサイ!!という方は、遅延ゼロではないが、限りなく少ないアケコンという選択肢もいいのではないでしょうか。
遅延表でいうならこの黄色い枠の中ですね。
PS3は早いコントローラーが少ないようなので妥協しています。
中にはアケコン基盤や手持ちのコントローラーもあるので、それらを除いたおススメを紹介します。
PS4
PS4でおススメは
- マッドキャッツ TE2+
- HORI リアルアーケードプロ V4
- マッドキャッツ TE-S+
- マッドキャッツ TE2
です。
HORIリアルアーケードプロV4は私が買った静音タイプではなく、赤い通常タイプのようですね。
MadCatsのトーナメントエディションシリーズは優秀なものが多いようです。
コチラがTE2+
コチラがTE-S+
そしてコチラがTE2です。
PS3
- Qanba Q4RAF Black
- HORI VLX
- ファイティングエッジ刃
PS3は販売してから時間が経っているので品切れのものも多いようですね。
Qanba Q4RAFは青スケルトンカラーも発売されていますが、遅延表に乗っているのはオリジナルの黒カラーです。
HORIのVLXはコチラ
ただ、調査の段階では値段が高いですねかなり…
プロを目指すわけでないのであれば、価格帯や性能を考えると「ファイティングエッジ刃」が丁度よさそうです。
まとめ
遅延が0、もしくはかぎりなくゼロに近いアーケードコントローラーは、Xbox用のVX-SAです。
基盤を組み立てる力があればAkishop Custom 360+も選択肢に考えていいのではないでしょうか。
VX-SAは、PSやSwitchで使うには対応の変換機を通して使う必要があります。
手間がかかってしまいますが、一瞬のラグで勝敗を決めるようなゲームはこだわってみるのも面白いのではないでしょうか。
私は満足できました。
変換機の手間が面倒!という方は、遅延が0ではないけど限りなく反応の早いアケコンをおススメします!
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