プラスチック、金属、ゴムがベタベタになって困っていませんか?
触ると手も汚れる…
今回はそんな不快なベタベタを簡単に、あっという間にキレイにした方法を紹介します。
ゴム、プラスチックはどうしてベタベタするの?
私のパソコンケースは、
このぐらいベタベタしていました。
横や電源スイッチも
こんなに汚い…電源をONにするたび手を洗う必要があるほどです。
もちろん雑に扱っていたわけではありません。
ただ、見た目や手触りをよくするために、ラバーコーティングがケース全体にされていました。
どうしてプラスチックやゴム、金属がベタベタするの?
自然発生するベタつき。これは
- 湿気によるラバーコーティングの加水分解
- 加水分解でゴム製品を作った時に混ぜた可塑剤(かそざい)が溶けだした
のが原因です。
可塑剤:合成樹脂やゴムを加工しやすくするために添付するもの
ラバーコーティング以外にも、PU(ポリウレタン)コーティングというナイロンの裏地などに使われる素材にも起きる現象。
ひどくなると、触った手にもベタベタが残る本当に不快なものなのです。
私の場合はパソコンケースに起きましたが
- ゲームコントローラー
- ナイロン素材のバッグの内側
- パソコンマウス
- 電動歯ブラシ
などにも同様に「ベタベタ現象」が起きます。
ベタベタはアルコールで簡単に取れる!
金属のベタベタを取るのに一番確かで簡単な方法がアルコールで拭きとること。
- 消毒用アルコール
- 無水エタノール
- アルコール除菌シート
どれでも構いません。
つけて拭き取ってみると…
こんなにキレイになりました。(黄色の枠の部分)
天板のところも拭いてみます。
とくにベタベつきのひどい場所でしたが、キレイになってきていますね。
この調子で全体を拭いてみます。
するとこんな感じ。
ピカピカになりキレイになりました。サラッとしていてさっきまでベタベタだったのがウソみたいです。
個人的におススメはジェルタイプのアルコール
今回初めに私が使ったのは、コチラの液体タイプの消毒用アルコール。
「無水エタノール」はこの消毒用アルコールより濃度の高い液体タイプです。
汚れもしっかり取れますし、特に問題ないのですがおススメは
コチラのジェルタイプの手指消毒用アルコール。
グリセリンなどの潤滑成分が入っているので拭いた時の伸びがとてもいいです。
乾いてしまえば手と同じようにサラサラになります。
私は液体タイプのアルコールでベタつきを取り始めたときに
「ベタベタが多い場所はアルコール全然伸びない…」
と困りました。
しかし、ジェルタイプのアルコールなら「スイ~」っと進みます。
広範囲をやるなら特に便利ですし、ベタベタも残りませんよ。
雑巾よりも100円均一のクリーナーがおススメ
アルコールを付ける「布」ですが、雑巾よりも
このような100円均一でも売っているような簡易クリーナーに付けるのがおススメです。
雑巾でもいいのですが、ベタベタはすすいでも取れないので捨てることになります。
さらに、水分を吸収しすぎてしまうのでたくさんのアルコールが必要になります。
写真のような使い捨てのクリーナーなら、少しのアルコールで済みますし汚れたら捨てて新しいものにできるので便利です。
ネットの情報でベタベタが落ちないものもある
コーティングのベタベタを取るのに有効な方法として紹介されている
- 重曹
- 消しゴム
- 歯磨き粉
などの方法も試してみました。
しかし、重曹の濃度を高くしてこすっても大して落ちず、消しゴムもカスばかりでて逆に大変。
歯磨き粉も逆に汚れてしまい掃除が大変になって失敗しました。
特にホコリやゴミを出したくない今回のパソコン周りのような場所には、すぐに蒸発してくれてサラッと消えるアルコールが一番ピッタリなのです。
手元にアルコールがなければ試してみるのもイイですが、アルコールが手に入るなら一番簡単で楽ですよ。
まとめ
- ラバーコーティング、ゴム、プラスチック、金属ベタベタは湿気による加水分解が主な原因
- アルコールで簡単いキレイに落とせる
- 無水エタノールや消毒用アルコールのような液体タイプでもいいが、ジェルタイプのほうが伸びが良いのでおススメ。ベタベタも残らない
- 重曹や消しゴムで落とす方法などが、アルコールに比べて落ちにくいうえに汚れる可能性アリ。使いどころに気を付けて
コメント
中国製の液晶ディスプレイが、ベトベトで、もう捨てようかと思っていましたが、こちらの記事を拝見して、無水アルコールで拭いてみました。嘘のように綺麗になりました。
ありがとうございました。