山口達也容疑者が新たな供述「バレないと思った」という発言を受け、ネット上では批判の声が相次いでいます。
言い換えると「バレなければやっていいと思った」ということに。
常習的に飲酒運転を繰り返していた可能性が高いことが分かりました。
さらに、山口達也容疑者の「0時まで麦焼酎5~6杯を飲んだ」という供述はウソである可能性が高いことが分かりました。
山口達也「バレないと思った」
「TOKIO」の元メンバー・山口達也容疑者が酒気帯び運転の疑いで逮捕された事件で、山口容疑者が「麦焼酎をロックで5~6杯飲んだ」などと供述していることがわかりました。
東京・練馬区で追突事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで逮捕された「TOKIO」の元メンバー・山口達也容疑者は24日朝、送検されました。
山口容疑者は22日午前9時半頃に事故を起こしましたが、その後の捜査関係者への取材で、山口容疑者が「麦焼酎をロックで5~6杯飲んだ」と供述していることがわかりました。また、「前日の午後9時頃から当日の午前0時頃まで自宅で一人で飲んだ」と話す一方、事故までの時間については「記憶はない」と話しているということです。
山口容疑者は当時、近くの親族の家に向かっていたということで、「近くてバレないと思った」とも話しているということです
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/694e046a72877ee024a759f0d5b8af47dd5697ca
「バレなきゃいい」は常習犯の思考
山口容疑者は当時、近くの親族の家に向かっていたということで「近くてバレないと思った」とも話している
近いから大丈夫…これは酒気帯び運転常習だろう。
あれだけ蛇行、発進遅れの怪しい運転でバレないとか、あり得ない。https://t.co/sobt6cj3t0— 武利 岳男 (@muritakeo) September 24, 2020
ネット上では山口達也の発言を受け「完全に常習犯だろ」「近くだからとかそういう問題ではない」など批判の声が多く挙がっています。
山口達也容疑者が逮捕された現場は、東京都練馬区桜台2丁目の正久保通り(まさくぼどおり)。
真横に「開進第三小学校」があり、小さな子供を巻き込む大事故につながっていてもおかしくない状況でした。
「バレなきゃいい」や「同じ失敗を繰り返す(山口達也の場合お酒によるトラブル)」人の傾向として、社会的な道理よりも自分の欲望を優先させる傾向があります。
もし、しっかりとした道徳心を持ち道理を優先させる人であれば、説得や反省による変化が期待できます。
しかし、道徳心よりも欲望(バレなきゃいいだろう)などを優先させてしまう人は、今後も同じ失敗を繰り返す人が多い傾向にあります。
山口達也の酒気帯び運転はバレてしまったことで逮捕されましたが、過去の未成年女性とのトラブルも含め、道理よりも欲望を優先させる傾向から今までも日常的に飲酒してからバイクを運転していた可能性が高いことが分かりました。
アルコール依存症とは関係ない人間性の事件
もはやアルコール依存症とは関係無い…飲酒運転を軽んじてる。近場で親族に(どうしてもの)用事ならタクシー乗れば良いやん?ウソくさい…酒気帯び運転で釈放されてるらしいけど、やっぱもっと厳罰化せんと
山口達也容疑者「近くてバレないと思った」(日本テレビ系(NNN)) https://t.co/IZ4VXIxBXA
— れでぃコ。 (@ukietiust_3) September 24, 2020
今回山口達也容疑者はアルコールを飲んだ状態での酒気帯び運転で逮捕されました。
しかし、「お酒が残っているけどバイクを運転しよう」と考えた点、さらにバイクを走行中の山口達也容疑者を見る限り、しっかりと自分で判断した上えで行動しています。
自分でしっかりと判断したうえで行動している時点で、今回の酒気帯び運転はアルコール依存症とは関係なし。
山口達也容疑者の人間性が生み出した事件と言えます。

「麦焼酎をロックで5~6杯飲んだ」はウソの可能性大

コチラの記事でも紹介しましたが、山口達也容疑者の逮捕時の呼気アルコール量「0.7mg以上」というのは異常な数値です。
酒気帯び運転の基準値が0.15mgなので、実に5倍。
過去に元モーニング娘。の吉澤ひとみが引き起こした飲酒ひき逃げ事件でも、基準値の4倍でした。
例えばアルコール量「0.7mg」というのは、10分の内に日本酒を約3.3合飲み干し、2時間後(体内アルコール量が一番高くなる瞬間)に計測した数値です。
山口達也容疑者は「前日の午後9時から0時にかけて麦焼酎をロックで5~6杯飲んだ」と話しています。
深夜0時にお酒を飲み終えたということは、事故までに9時間半経っていることになります。
画像引用元:画像引用元:http://teleradiology.jp/MRI/11_misc/alchol/
コチラのアルコール呼気量グラフを参考にしてもわかるように、飲酒後7時間以上経つと呼気、体内のアルコール濃度はかなり低くなります。
しかし山口達也容疑者は、9時間半経った時点「0.7mg以上」という非常に高い数値。
このことからも
- 飲んだお酒の量が麦焼酎5~6杯どころではなかった
- バイクで出かける数時間前までお酒を飲んでいた
このどちらかと考えるのが自然です。

山口達也容疑者の飲んだアルコールを計算
一般的な麦焼酎のアルコール度数は37~45度前後です。
約40度仮定します。
そして飲んだとされる一般的な「ロック」の量は30mlです。山口達也容疑者は「5~6杯」と言っているので、6杯と仮定します。
その量を

コチラのサントリーが提供するアルコール測定で計算してみます。
すると山口達也容疑者の供述通りであれば、飲酒直後の状態は
画像引用元:https://www.suntory.co.jp/arp/alcohol_calculation/
コチラ「0.13%」となります。
この数値は「血中濃度」なので、「呼気」に直すと、「0.065mg/ml」です。
画像引用元:https://www.suntory.co.jp/arp/alcohol_calculation/
体の状態も「酩酊初期(めいていしょき)」で、
- 気が大きくなる
- おこりっぽくなる
などの症状が表れます。
しかし、山口達也容疑者の呼気アルコール量「0.7mg以上」には遠く及ばず、さらに9時間半経った状態で「0.7以上」には絶対に達しない数値だということが分かります。
このことからも山口達也容疑者の供述「麦焼酎を5~6杯、前日の9時から0時にかけて飲んだ」というのはウソである可能性が高いことがわかりました。
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