東京都小金井市の路上で、小学生に対してツバを吐いた小池豊容疑者(78)が理事長を勤める幼稚園を調査。
府中新町幼稚園であることが判明しました。
さらに府中新町幼稚園で働く保育士さんたちは「園長を信じている」とコメント。
しかし小池豊容疑者が容疑を認めたことで、小学生だけではなく働く保育士の気持ちに対してもツバを吐いたことがわかりました。
小池豊容疑者が理事長を勤めるのは府中新町幼稚園
小池豊容疑者が理事長を勤めるのは〒183-0052 東京都府中市新町2丁目31−4にある
府中新町幼稚園です。
今回、当園理事長逮捕の件におきましては、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけし、大変申し訳ございません。
只今、事実関係を確認中ですので、事実が明らかになりましたら改めてご報告申し上げます。
取り急ぎまして、深くお詫び申し上げます。
令和2年11月4日 府中新町幼稚園 園長
と府中新町幼稚園が正式に発表しているので間違いありません。
新町幼稚園の方針は、
「生き生きと明るく、心身共に健康な子で、
知・情・意バランスのとれた子に教育します」
と書かれています。
知・情・意のバランスが取れたことで子供にツバを吐きかけるような大人になるということでしょうか。
道を示すべき園の代表者が子供にすら失礼な態度を取る人物。
保護者は「このまま信じて預けていいのかしら…」と不安になっている人が大勢いるはずです。
小池豊容疑者の顔
コチラは府中新町幼稚園のホームページに掲載されていた小池豊容疑者の昔の写真。
まさに「理事長」というべき風格がありますが、現在はホームページから削除されてます。
新町幼稚園は取材に対して「理事長を解任する」と話していますが、すでに解任扱いになっているようです。
対応のあまりの早さの裏には「あの人ならいつか問題を起こす…」という思いを抱いていた人がいたのでしょうか。
小池豊は「玉木豊」として音楽でも活躍
画像引用元:https://www.fnn.jp/articles/gallery/104019?image=6
小池豊容疑者は「声楽」や「音楽」にも精通しており「小金井音楽アカデミー」の声楽講師、そして学院長としても活躍していました。
画像引用元:http://koganei-music-academy.com/teacher
小金井音楽アカデミーでの名前は「玉木」ですが、
同じページにかかれているプロフィール紹介に、「学校法人桐誠学園府中新町幼稚園理事長」と書かれているので本人で間違いありません。
それにしても、
- 東京文化会館推薦音楽会オーディション合格
- 第39回日本音楽コンクール声楽部門入選
- 長門美保歌劇団オペラコンクール入賞
- 日本シューマン協会会員。元二期会会員
- 洗足学園音楽大学音楽学部声楽科元講師
- 昭和音楽大学音楽学部声楽科元講師
- 学校法人桐誠学園府中新町幼稚園理事長
- 小金井音楽アカデミー学院長
- 府中市より教育功労賞受賞
という輝かしい経歴の数々。
多くの子供達を終える間に「子どもたちはこうあるべきだ!」「マナーを少しでも守れない子供はダメだな!」という考えに変わり、
「道を広がって歩くなど自転車の迷惑を考えろ!!コイツめ!!」という思いが”ツバ”を吐くというあまりに幼稚な考えに至ってしまったのかもしれません。
事件の起きた場所はどこ
事件が起きたのは金井市貫井南町の路上です。
付近には小学校が1つあります。
そこから帰宅している最中に被害にあったのでしょう。
キレイに整備された道路ではありますが、住宅が多く建物の影になりやすい場所も多くある場所です。
「理事長を信じるしかない…」保育士の気持ちにもツバを吐く
理事長である小池豊容疑者が逮捕された件について、新町幼稚園で働く保育士は
「理事長を信じるしかない」とコメントしています。
「声楽」をしていたということは、喉にも大きな負担がかかっていたはずです。
それに78歳という高齢なら「痰(たん)」が絡んでいたとしてもおかしくありません。
田舎のおじいちゃんが田んぼにむかって「カ~~~ッペ!!!」とたんを吐いたところにたまたま小学生がいた。ということも考えられなくはないのです。
画像引用元:https://www.fnn.jp/articles/gallery/104019?image=4
しかし、事件の状況を詳しく再現したVTRでは、道路を並んで歩く小学生の後ろから小池豊容疑者が自転車で近づいています。
そしてその後小学生の後頭部にツバを吐きかける。
後ろから走ってきたということは歩いている小学生がしっかりと確認できていたハズです。
出会い頭の事故でもなんでもありません。
さらに「道路に広がって歩いている子供がジャマだった」と答えていることから容疑を認めているということ。
「理事長を信じる」と話していた保育士達は最後まで「なにかの間違えではないか」という想いがあったのでしょう。
新町幼稚園の公式発表にも書かれている「事実を確認中」には、「もしかしたら違う。何かの間違えで事故だったのではないか…」という気持ちだったに違いありません。
しかし、そんな保育士、そして長年働く園長の信じる想いにさえ小池豊容疑者はツバを吐きかける事になったのです。
警察はすでに小池豊容疑者をマークしていた
画像引用元:https://www.fnn.jp/articles/gallery/104019?image=9
ツバ吐き事件のあった小金井市貫井南町の周辺では、2020年9月以降、小中学生に対してツバを吐くという悪質な事件がすくなくとも6件報告されています。
今の時代中学生でもスマートフォンも持つ時代。
首都圏ということもあり、小学生も持ってる人がいます。
ツバを吐かれた瞬間に後ろ姿を撮影。あるいは人相や自転車の色、髪の毛の薄さなどを聞き出し、警察が逮捕前から小池豊容疑者をマークしていたはずです。
小池豊容疑者は「付近を警戒していた警察」によって逮捕されています。
小池豊容疑者もツバを履く前に「周りに大人がいないかな?」など確認したはず。
警察は小池豊容疑者から見つからないようにし、状況を見ていたに違いありません。
子供達が歩く場所なので今までの同様の事件も防犯カメラにも映っていたでしょう。
警察は事件前から小池豊容疑者を追っていた可能性が高いです。
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