12月22日に愛媛県愛南町を出港した第八しんこう丸が行方不明に。
調査の結果第八しんこう丸は青い船体。養殖した魚を運ぶための大型漁船ということが判明。
三重県の尾鷲港までのルート。乗組員6人は誰なのか、行方不明時の天気や海の状況などについて調査しました。
画像引用元:https://ameblo.jp
第八しんこう丸の画像判明!青い大型漁船だった
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コチラが調査で判明した第八しんこう丸の船体写真です。
青、赤、白が特徴的な大型漁船。
さらに、
製造:1990年
重さ:199t
全長41m
ということも判明。
作られてから30年たった運搬漁船。船体はキレイですが、見た目にはわからない内部のトラブルをかかえていたのでしょうか。
第八しんこう丸の乗組員は誰?名前は
現在第八しんこう丸の乗組員の氏名などについては調査中です。
業務中だったので、乗組員全員が戸田水産に所属している人物とみて間違いないでしょう。
第八しんこう丸沈没の可能性もあるので、第六管区海上保安本部は航行ルートを中心に捜査を進めているようです。
今後名前など新しい情報が入り次第追記します。
第八しんこう丸が出発したのはどこ
第八しんこう丸が所属していたのは、愛媛県宇和島市築地町2丁目にある「戸田水産」です。
会社の地図がコチラ。
宇和島港のすぐそば。
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コチラの第八しんこう丸の写真が宇和島港で撮影されたものなので、会社近くの愛南町に停泊。
そこから養殖場の鮮魚を運んでいました。
コチラは車のルートですが、時速60km前後で約8時間。
クルーズ船の速度が平均15~20ノット(時速約27.78㎞~37.04㎞)なので、車の約半分。
障害物のない海とはいえ、四国の太平洋側をぐるっと回るルートなので決して短い時間ではなかったことが分かります。
22日の午前に出発。三重県の尾鷲港に到着が23日の午後3時なので、24時間以上の長時間だったのです。
行方不明になった時は悪天候だったのか
第八しんこう丸は22日の午前中に愛南町を出港。三重県の尾鷲港には23日の午後3時頃に到着の予定でした。
画像引用元:https://weather.goo.ne.jp/past/893/
コチラはルート上にある高知県22日の天気。
天気は良く晴れが続いています。
画像引用元:https://tenki.jp/
雲の様子を見ても晴れ間が多く海があれていたとは考えにくいです。
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コチラは翌日23日午後15時の天気。
九州四国を中心に雲がかかり、22日よりも天気が悪いことが分かります。
もし波の影響によるトラブルであれば、23日に予期せぬ事態が起きた可能性が高いことになります。
ただ、22日午後1時の業務連絡以降に連絡が途絶えているため、天気のいい22日に何らかの問題が起きたということ。
むしろ天気のいい日に一体なぜ…という思いが捜査関係者を悩ませているに違いありません。
画像引用元:https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4159373.htm?1608774920760
海上保安部は高知県沖を中心に捜査していることからも、出発して間もない22日に事故に巻き込まれた可能性が高いと考えているようです。
事件概要
22日、愛媛県愛南町を出港した漁船が行方不明になり、乗っていた6人と連絡が取れなくなっていて、海上保安本部が捜索を行っています。
行方不明になっているのは、宇和島市の戸田水産に所属する「第八しんこう丸」199トンです。第六管区海上保安本部によりますと、船には6人が乗っていて、22日午前、鮮魚を積んで愛南町の養殖場を出発し、高知県沖を通り、23日午後3時ごろ、三重県の尾鷲港に到着する予定でした。
しかし、22日午後1時の業務連絡を最後に連絡が取れなくなっていて、乗組員の携帯電話もつながらないということです。会社からの通報を受けた海上保安本部が高知県沖などを捜索しています。
参照:https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4159373.htm?1608774920760
帰りを待っている家族、会社関係者は乗組員の安否が心配で気が気ではないはずです。
一刻も早い発見が望まれます。
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